[ni⸢bu⸣ku]
ニブク
- [品詞] 名
- [意味] いなばきむしろ(稲掃筵)。藁で絨毯(ジュー|タン)のように精巧に編み上げた筵。縦横六尺と九尺の大きさに編んだ二種類のニ⸢ブ⸣ク[ni⸢bu⸣ku]があった。石垣ではニ⸢カフク[ni⸢kaɸuku]という。その上に籾を干したり、ピ⸢キウシ[pi̥⸢kiʔuʃi](碾き臼磨臼)を据え置いてイ⸢ニ⸣ピキ[ʔi⸢ni⸣pi̥ki](籾擂り籾殻を取り去る)の作業をしたり、シ⸢キ⸣ウシ[ʃi̥⸢ki⸣ʔuʃi](搗き臼)を据えて米搗きをしたりした。畳が導入される前は、これをタ⸢キフン⸣ツァ[tḁ⸢kiɸun⸣ʦa](竹床)の上に敷き、更にその上にアダンバ筵を敷いて寝たという。