[⸢kaː]
カー
- [品詞] 名
- [意味] 井戸。掘抜き井戸とウ⸢リ⸣カー[ʔu⸢ri⸣kaː](鍾乳洞の降り井戸)がある。⸢インヌカー[⸢ʔinukaː](西村井戸)は掘抜き井戸で、乾隆13年(1784)に黒島仁屋(仲本家の先祖)が掘削させたもの。シンタ⸢カー[ʃinta⸢kaː](村の後ろの井戸)ともいう。⸢アンヌカー[⸢ʔannukaː](東村井戸)はウ⸢リ⸣カー(降り井戸)である。⸢ウイヌカー[⸢ʔuinukaː](⸢上の井戸」の義ナ⸢カン⸣ブレ[na⸢kam⸣bure]<中岡>の北、約200メートルの所にある井戸)は、もと鍾乳洞の降り井戸であったものを、昭和13年にコンクリート造りの掘抜き井戸に改築したものである。改築に貢献した富村校長の名を付して「富村井戸」ともいう。パ⸢チンガカー[pḁ⸢ʧiŋgakaː](「初の井戸」の義か)は⸢ウイヌカー[⸢ʔuinukaː]の南西約100メートルの所、加治工家のニ⸢シ⸣ドー[ni⸢ʃi⸣doː](西堂)の畑の側にある。サ⸢クラ⸣カー[sḁ⸢kura⸣kaː](「塩辛い井戸」の義か)は、タ⸢チ⸣バル[tḁ⸢ʧi⸣baru](立原)の⸣ウブシケー[⸣ʔubuʃi̥keː](大城家)の畑のそばにある井戸。現在はほとんど埋まっている。