[ka⸢ʦubuʃi]

カツブシ

  • [品詞] 名
  • [意味] 鰹節。鰹節には⸢ウー⸣ブシ[⸢ʔuː⸣buʃi](雄節四つ割りにした背肉の部分)と⸢ミー⸣ブシ[⸢miː⸣buʃi](雌節四つ割りにした腹肉の部分)、カ⸢ミ⸣ブシ[ka⸢mi⸣buʃi](亀節ク⸢バン[ku⸢baŋ]<小判小さなカツオ>の身を三枚おろしにして、片身を一節にしたもの)がある。⸢ウー⸣ブシ(雄節)が最高品質の鰹節で、⸢ミー⸣ブシ(雌節)は二級品質、カ⸢ミ⸣ブシ(亀節)は三級品質の鰹節である。カツオを三枚におろし、四つ割りにして煮籠に並べ、それを十数枚重ねて煮釜に入れて煮る。十分に煮た後煮籠を引き上げて冷し、バ⸢ラ⸣ヌキ[ba⸢ra⸣nuki](骨の抜き取り)をして焙乾小屋に移して焙乾し、カツオ節にした。