[⸢kiː⸣pai]

キーパイ

  • [品詞] 名
  • [意味] こくわ(木鍬)。木で作った鍬。沖縄古語に「くはい 鍬の事」『混効験集』とある。カ⸢ナパイ[ka⸢napai](鍬「鉄鍬」の義)の対義語。田打ちに用いる鍬をいう。硬質の木を刳り削って作った田鍬。刃幅約25センチ、長さ約35センチ、柄の長さ約130センチの田打ち鍬は昭和40年頃まで使用されていた。刃の内側はゆるいV字形に刳り込むが、柄を差し込む部分は厚みをもたせてある。かなりの重量があるため、戦後は薄い鉄板を利用して木製の⸢キー⸣パイ[⸢kiː⸣pai]の形に田鍬を作ったが、これに対しても⸢キー⸣パイ[⸢kiː⸣pai]と称した。⸢キー⸣パイはユ⸢ビター[ju⸢bitaː](深田)を耕す際に使用した。