[⸢ʣaːʔata⸣ru]
ザーアタル
- [品詞] 名
- [意味] 座敷担当。「座当たり」の義。最下級の村役人。小学校卒業したての少年が西村、東村より各1名選ずつ選出された。ヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)の下で、その指示の下に⸢ジンバイ[⸢ʣimbai](お膳配り膳担当東、西村より各1名選出)と一緒に働いた。豊年祭や結願祭のような大きな村行事の際には、桟敷の準備、舞台設営、友利御嶽での⸢ユードゥー⸣シ[⸢juːduː⸣ʃi](夜通し祈願)の準備などを取り仕切った。また、ヤクサの指導の下に、グ⸢サーク⸣マイ[gu⸢saːku⸣mai](5勺米)の徴収に従事したり、供物のカ⸢マブク[ka⸢mabuku](蒲鉾)や⸣クバン[⸣kubaŋ](焙乾した魚肉の供物)の準備に当たったりした。