[ʃi⸢ra]

シラ

  • [品詞] 名
  • [意味] いなむら(稲叢)。刈り取った稲を脱穀せず、藁のついたままシラに積み上げて保存するもの。家の前や後ろに、約2メートル四方に高さ約50センチの礎石を据え、桁を架け渡して竹で床を編み、藁筵を敷いて、その上に稲穂を中央に向け、稲藁を外側に向けて高く円錐形に積み上げる。最上部は茅で作ったトゥ⸢マー[tu⸢maː](苫「苫、度万<とま>」『和名抄』の転訛)で作ったこも(薦)で巻きながら葺きあげ、頂上はシ⸢トゥ⸣ベー[ʃi̥⸢tu⸣beː](茅の束で造った帽子状の覆い)を被せ、苫が飛ばないよう、トウズルモドキや藁縄で網状に巻いて固定した。必要に応じて稲藁を一束一束抜き取り、脱穀して精米した。