[tḁ⸢kiɸuŋ]
タキフン
- [品詞] 名
- [意味] 竹釘。カ⸢ツホーシ⸣サウ[kḁ⸢ʦuhoːʃi⸣sau](カツオ釣竿)を利用し、長さ約10センチ、直径約6ミリの竹釘に作ったもの。箸の大きさに削って先端を尖らせて作った竹の釘。一旦錐で開けた穴に竹釘を打ち込んで用いる。⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板舟サバニ)に用いる竹製の釘。サバニに金属製の釘を使うと錆びて船体が腐食するので、サバニには竹釘だけ使用する。接合する部分に直径約5ミリの錐で10センチ間隔に穴を開け、そこに竹釘を打ち込む。それらの間に⸢フン⸣ドゥ[⸢ɸun⸣du](ちきりじめ<榺締め>、両端が広く、中がくびれた木製の一種のカスガイ<鎹>)を填め込む。また塗り物(漆器)や木製の小道具などを接合する際にも小型の錐で穴を開けて竹釘を打ちこんで接合する。