[ta⸢binu⸣ʔugaŋ]

タビヌウガン

  • [品詞] 名
  • [意味] 旅のお願。旅の御嶽。⸢マイドゥム⸣ルウガン[⸢maidumu⸣ruʔugaŋ](前泊御嶽<お願>)ともいう。「旅お願」の義。戦前は出稼ぎや兵役で旅立つ人は、必ずこの御嶽で祈願をして出立し、帰省した時はお礼の祈願をした。石垣島へ行く人も船上から、この御嶽に向かって合掌礼拝をした。出征兵士は船を一時この御嶽の前に停船させて無事を祈った。カツオ漁業が盛んだった頃は、出漁の初めと終わりには、この御嶽で祈願した。終わりの祈願を、ス⸢ビニンガイ[su⸢biniŋgai](終業祈願⸢首尾願」の義)といっていた。