[pi⸢ba⸣ʦuŋ]

ピバツン

[品詞] 名
[意味] (植)ヒハツモドキ。コショウ科のつる性植物。ピ⸢バ⸣チ[pi⸢ba⸣ʧi]ともいう。中国語の「ひはつ(畢撥)」からきた語という『石垣方言辞典』。赤く完熟した実は乾燥させて煎り、擂(ス)って香辛料として用いられる。芳香を放ち、肉や魚の臭みを消して料理に独特の風味みを添えて美味にする。屋敷の石垣に自生していて、直径5~7ミリ、長さ3~4センチの紡錘型の実をつける。