[pi⸢biʣanu⸣jaː]

ピビザヌヤー

[品詞] 名
[意味] 山羊小屋。母屋の裏や屋敷の西側に山羊小屋を建てて山羊を3~4頭飼育した。一定の大きさに肥育した後、屠殺し、山羊汁にして食した。山羊汁は冷え症に効くされ、特に蓬(ヨモギ)の葉を入れて煮ると薬効があるといわれていた。畑の芋蔓(イモ|カズラ)や桑の葉が山羊好物の餌であった。山羊の草刈は子供の仕事であった。