[⸢puːnu soː⸣ʤi]
プーヌソージ
- [品詞] 連
- [意味] 稲穂の祈願。「稲穂の精進」の義。旧暦3月の壬、丙、庚の何れかの日を選んで祈願された⸢ユーニンガイ[⸢juːniŋgai](豊作祈願)で、ム⸢シヌ ニン⸣ガイ[mu⸢ʃinu niŋ⸣gai](虫を祓う⸢虫の祈願」)、ッ⸢サバー⸣ヌ ⸢ニン⸣ガイ[s⸢sabaː⸣nu ⸢niŋ⸣gai](稲の下葉が枯れないように祈願する祭事)と共に ⸢プーヌ ソー⸣ジ[⸢puːnu soː⸣ʤi](稲穂が完全に出揃うよう精進潔斎して祈願する祭事パ⸢マウリソー⸣ジ[pa⸢maʔurisoː⸣ʤi]<部落総出で浜下りをして祈願する祭事>をして祈願した)をして稲穂に害虫が付かぬよう、サ⸢カサ[sḁ⸢kasa](司)、ティ⸢ジリ⸣ビー[ti⸢ʤiri⸣biː](男性神職者)たちが⸢ウイヌ⸣ウガン(友利御嶽)、ニ⸢シ⸣ドーウガン(西堂御願)、ア⸢ラ⸣カーウガン(新川御願)、ピ⸢ナイ⸣ウガン(鬚川御願)、⸢マイドゥマ⸣ルウガン(前泊御願)、ミ⸢ルクン⸣ヤー(弥勒を奉納してある家大城家)を回って祈願をした。パ⸢マウリソー⸣ジ[pa⸢maʔurisoː⸣ʤi](浜下り精進の祭事)の日、神職者達が祈願している間にム⸢ラヤクサ[mu⸢rajakusa](村役人)達がサバニで西表島へ行き、各地の田圃にススキの⸣サン[⸣saŋ](ススキの茎を十字に結んだ呪具)を差して帰った。