[⸢ɸuijaki]
フイヤキ
- [品詞] 名
- [意味] マラリア。震えの発作があってから高熱を発する病気。「フルエヤキ」の転訛。戦争中、軍命で鳩間島の住民が西表島に避難した際に多くの人がマラリアに罹患し、終戦直後に多くの死亡者をだした。戦後の医師がいない鳩間島では、薬品の⸣キナイ[⸣kinai](キニーネ)もなかったから、悪寒を伴う震えの発作が起きると布団を掛けて押さえつけた。マラリアはその発作の後に高熱を発したので、芭蕉の幹を約30センチの長さに切って中央部を木槌で叩き、柔らかくして氷枕の代用にし、濡らしたタオルを絞って、それを額に当てながら熱を冷ました。