[ɸu̥⸢kuru⸣puː]
フクルプー
- [品詞] 名
- [意味] 和船の帆。⸣マーランブニ[⸣maːrambuni](馬艦船)や和船の「袋帆」の義。⸢プーザンプー[⸢puːʣampuː](帆桟帆)以前の帆の形態。トゥ⸢バシ⸣プー[tu⸢baʃi⸣puː](飛ばし帆帆の中間に帆桁のない帆)ともいう。帆の最上段と最下段の⸢プーギタ[⸢puːgita](帆桟帆桁)にはウ⸢チ⸣マー[ʔu⸢ʧi⸣maː](帆柱から帆桁を遠く離さないように、帆桁の両端に結わえる取り外し式の縄)のある帆。この帆では、⸢オーラーマー⸣レー[⸢ʔoːraːmaː⸣reː](船を風上の方へ旋回させること)が出来ない。風の力で⸢ドング⸣ヤビ ⸢シース[⸢doŋgu⸣jabi ⸢ʃiːsu](帆走航海の用具を壊す<道具破れする>)という。最上段の⸢プーギタ[⸢puːgita](帆桁)の中央にミ⸢ナー[mi⸢naː](水縄)を結わえ、帆柱の先端の⸢ナン⸣バー[⸢nam⸣baː](滑車)に通して帆を上げ下げする。帆の左手中央部に⸢ジヨー[⸢ʤijoː](⸢ティン⸣ナー[⸢tin⸣naː[<手縄>の一種で、帆がばたつくのを防ぐ縄)が二本舳先(ヘ|サキ)の方に張られている。二本の⸢ジヨーの中間に⸢ハイ⸣ジョー[⸢hai⸣ʤoː](「張り竿」の義か)という竹竿が艫側に張られている。下段の⸢プーギタ[⸢puːgita](帆桟帆桁)にはウ⸢チ⸣マー[ʔu⸢ʧi⸣maː]が張られ、⸣カタ[⸣kḁta](帆桁の左側オーラー[ʔoːraː]<風上>に相当する部分)にはジ⸢ヨー[ʤi⸢joː](ティンナー<手縄>の一種)という縄が張られる。下段の帆桁の右側<風下>をッ⸢ス[s⸢su](⸢裾」の義か)といい、そこの縄をッ⸢ス[s⸢su](裾縄)という。⸢ティン⸣ナー[⸢tin⸣naː](手縄)の一種である。これを引いたり緩めたりして操船した。舳先には、帆柱を立てたり、倒したりするときのヌ⸢チ⸣ジナ[nu⸢ʧi⸣ʤina](命綱)を張る、⸢ハン⸣ドゥー[⸢han⸣duː](命綱を張る棒)を突き出しておく。袋帆。まほ(真帆)。⸢プーザン[⸢puːʣaŋ](帆桟)が上と下に二つある構造の帆。帆を正面に向け、追い風を受けて走る構造の帆。帆柱が帆の中心にくるように作られている。