[⸣puʣoː]

プゾー

  • [品詞] 名
  • [意味] 煙草入れ。刻み煙草をいれる袋。「ほうぞう(宝蔵)」と表記されている『琉歌全集』。女性は宝珠(ホウ|シュ)のような形に縫製(ホウ|セイ)した袋状の煙草入れを持っていたという。細かく刻んだキ⸢ザミタバク[ki⸢ʣamitabaku](刻み煙草)を入れて持ち歩いた。男は、木地師(キ|ジ|シ)が轆轤(ロク|ロ)を用いて木材を筒状に刳(ク)って、蓋付きの煙草入れに作ったものに煙管(キセル)を結わえ、腰に差して持ち歩いた。それにはシ⸢キダ⸣キ[ʃi̥⸢kida⸣ki](マッチ)が内臓され、野良仕事や漁に出ても雨や海水に濡れないように工夫されていた。漁師はこれを⸢ナーブ⸣ク[⸢naːbu⸣ku](縄箱)に入れて持参した。