[ɸu⸢doː⸣ʃi]
フドーシ
- [品詞] 名
- [意味] いねこき(稲扱(イネ|コキ))。「管(クダ)<久太>『和名抄』・串<ツラヌク・クシ>『類聚名義抄』」の転訛したもの。直径4~5ミリ、長さ約10センチの竹管二本をわらしべ(藁稭)で貫き通して蝶番(チョウ|ツガイ)状に連結したもの。在来種の稲は、フドーシを右手に持って稲穂を挟み、籾(モミ)を扱(コキ)き落として脱穀した。それを搗き臼に入れて杵で搗き、芒(ノゲ)を落として籾(モミ)にした。籾は更にピ⸢キウシ[pi̥⸢kiʔuʃi](挽(ヒキ)臼)に入れ、摺(ス)って玄米にした。玄米は必要に応じて搗き臼で搗いて精白し、⸢パンガマ[⸢paŋgama](羽釜)で炊いて食した。