[mi⸢ruku]

ミルク

  • [品詞] 名
  • [意味] 弥勒神。弥勒菩薩。鳩間島では弥勒菩薩が神として信仰されている。豊年祭と結願祭に奉納される弥勒踊りは、豊年を予祝する踊である。弥勒踊りは、弥勒のお面をかぶった弥勒神が布袋の姿で大きな杖を持ち、世果報を掬い上げるように、軍配(グン|バイ)団扇(ウチワ)をゆっくりと扇ぎながら舞う。神酒を盛った⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ](瓶(ビン))をささげ持ちながら踊り従う娘(二人)、稲粟等の五穀を盛った籠(カゴ)を左右にささげ持ちつつ踊り従う娘(二人)と、三角小旗を持って踊り従う娘(八人)の供を引き連れてしずしずと舞われる。ミルクに扮する男性は、⸣ウブシケー[⸣ʔubusi̥keː](大城家)の血を引く人に限られている。ミルクのお面は、ミ⸢ルクン⸣ヤー[mi⸢rukuɲ⸣jaː](「弥勒の家」の義⸢メー⸣ケー[⸢meː⸣keː]<大城家>)に代々保管されてきた。