[mu⸢niʔagi]
ムニアギ
- [品詞] 名
- [意味] 棟上。「棟上、ムネアゲ、家の祝」『文明本節用集』の転訛。家屋建築の過程で、ナ⸢カ⸣バラー[na⸢ka⸣baraː](大黒柱<中柱>)を立て、⸣ムヤーバラー[⸣mujaːbaraː](母屋柱)を立てて、⸣キタ[⸣ki̥ta](桁材)を架けて棟木を上げる。ン⸢ニギー[ʔn⸢nigiː](棟木)には「天官賜福紫微鑾駕」と墨書し、ピ⸢ル[pi⸢ru](大蒜)と塩を包んでそれに吊るす。棟上式は、潮の満ち時に合わせて行う。中柱の上と四隅のムヤーバラーの上には紅白の餅を供えて棟梁と家主が祈願する。祈願が終わると家主と棟梁が屋根から餅撒きをする。子供たちや村人たちが餅を拾いに集まってくる。福招きの行事だと言われている。