データベースについて
本サイトの内容
このサイトは、国立国語研究所の作成した「ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)」の内容を、どなたでも利用しやすいよう、検索可能な形で公開しています。
「ことばに関する新聞記事見出しデータベース」は、国立国語研究所が1949年~2009年9月の間に収集した、ことばに関する新聞記事の「切抜集」という資料に収録されている各記事の「見出し(目録)データベース」です。
元となった「ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)」の詳細については、「ことばに関する新聞記事見出しデータベース(DL版)」のデータベース概要をご覧ください。
利用について
要確認
凡例
項目の説明
- [ID番号]
- この「見出しデータベース」のレコードの管理番号です。
- [台帳番号]
- 国立国語研究所が作成している「新聞所載国語関係記事切抜集」及び「新聞所載国語関係記事切抜特集」の冊子の通し番号です。
「切抜集」の1冊目は番号がついていないため,「0」と入力しています。
「切抜特集」は「12-(1)」「12-(2)」のように枝番があり,また「切抜集」の番号と区別するため,「9xx0x」のように5桁で入力しています。
【例】 切抜特集 1 → 90100
【例】 切抜特集12-(1) → 91201 - [記事番号]
- 「切抜集」のページの通し番号に予備桁1桁を付けて入力しています。
なお,1999年のデータからは,記事番号を付けるのを中止しました。 - [年]
- 新聞の発行年です。
- [月日]
- 新聞の発行月日です。
別刷などで,「日」が不明の記事の場合は,「月」のみとなっています。 - [新聞名]
- 収集対象となった新聞紙の種類や数は,時期により異なります。
1949年~1989年4月:全国紙(朝日新聞,産経新聞,毎日新聞,読売新聞。日本経済新聞),ブロック紙・地方紙(北海道新聞,河北新報,東京新聞,新潟日報,信濃毎日新聞,中日新聞,西日本新聞など),専門紙等(教育学術新聞,教育新聞,週刊読書人,新聞協会報,政府刊行物新聞,全国へき地教育新聞,図書新聞,文部広報など)
1989年5月~:朝日新聞・毎日新聞・読売新聞(いずれも東京本社発行の都区版)
配信記事の場合,通信社名は[新聞名]でなく[見出し]に入力しています。 - [朝夕]
- 朝:夕刊以外のすべて(週刊紙・季刊紙などの場合を含む)
夕:夕刊 - [地方版]
- 全国紙の東京本社版以外
- [ページ]
- 古い切り抜き記事などで,ページの情報の書き込みがない場合は,空欄です。
- [掲載面]
- 「社会」「家庭」などの面の名称
「日曜版」「日曜くらぶ」「別刷特集」などの別刷の名称も,便宜上,[掲載面]に入力しています。 - [執筆者属性]
- 記事をだれが書いたかによって,以下の五つに分類しています。
内部:
(a)新聞社内部の人が書いた記事。
(b)シンポジウムや対談などで,出席者の発言を記者がまとめて書いている記事
依頼:新聞記者以外の識者等が書いた記事。
投書:読者の投稿。
投書・内部:主として,読者の質問に新聞記者が回答しているQ&A形式の記事等。
投書・依頼:主として,読者の質問に専門家・識者が回答しているQ&A形式の記事等。 - [氏名]
- 氏名を入力しているのは,次のような場合です。
識者等の署名原稿の場合:執筆者の氏名です。(この場合,[執筆者属性]は「依頼」です。)
シンポジウムや対談・座談会などの場合:出席者の氏名です。(ただし,新聞社内部の人の氏名は表示されません。[執筆者属性]は「内部」です。)投稿欄への投書などの場合,原則として,一般投稿者の氏名は表示されません。(「論壇」欄などに掲載された記事の場合は,「(投稿)」と添え書きして,氏名が表示されます。)
例えば,読者の質問に専門家・識者が回答しているQ&A形式の記事の場合,回答者(専門家・識者)の氏名は表示されますが,質問者(投稿者)の氏名は表示されません。
人名は,原則として新聞に記載されているとおりに入力し,表記を統制していません。
【例】 「岩淵悦太郎」と「岩渕悦太郎」
氏名に読み仮名がついている場合は,対応する部分の直後に( )でくくって入力しています。
【例】 「西尾実(にしおみのる)」「林大(おおき)」「岩淵(いわぶち)悦太郎」 - [欄名]
- 「天声人語」「余録」「編集手帳」「文化」などの欄の名称
次のような場合は,[欄名]でなく[見出し]に入力しています。
ミニ辞典のようなコーナーの記事の場合
連載記事の場合 - [見出し]
- 1件の記事に,原則として,五つ程度の見出しを入力しています。
大きな活字で示されている見出しだけでなく,段落に付けられた「小見出し」を入力している場合もあります。
見出しのない記事の場合,適宜,見出しを補って入力しています。
なお,1999年分からは,このような国立国語研究所で補って付けた見出しは,[ ]でくくって入力しています。
ミニ辞典のようなコーナーの記事の場合,そのコーナー名は[欄名]でなく[見出し]に入力しています。
連載記事などで,掲載コーナーに回数などが含まれる場合には,[欄名]でなく[見出し]に入力しています。
【例】 日本語の現場287
配信記事の場合,通信社名は[見出し]の末尾に【 】でくくって入力しています。 - [備考]
- 見出しだけでは記事の内容が分かりにくい場合に,適宜,入力しています。
- [キー1]
- 分野・話題を示す情報として84個の分類(検索キー)を設定し,記事が扱っている内容や話題に応じて,1件の記事に1個~5個の検索キーを付けています。
キーは基本的には分野を示すものですが,記事の内容によって収集件数に多寡があり,より細かく分けた分野もあります(厳密な上位・下位といった分け方ではありません)。
84個の検索キーは以下のとおりです。
ここでは,便宜的に,A~Rの18の分野に分けて示しました。分野 検索キー 説明 A 言語学・日本語学 言語学 日本語研究 日本語の起源 外国語研究 B 音声・音韻 音声・音韻 C 文字・表記 文字 漢字 漢字制限 仮名 仮名遣い 送り仮名 外来語の表記 ローマ字 用字 表記(その他) 縦書き・横書き,分かち書き,振り仮名,句読法など限定的。 D 語彙・用語 専門用語ほか 外来語 流行語 成句 語源 差別語・不快語 語彙・用語(その他) (上記以外の)その他の語の意味・用法について E 命名 命名 人名 地名 F 文法 文法 G 文章・文体 文章 文体 H 方言・共通語 方言 共通語 ※地域が特定できる場合は,「北海道/東北/関東/中部/近畿/中国/四国/九州/沖縄/東京」の中から選んで,「方言(北海道)」のように入力しています。 I マスコミュニケーション 新聞 放送 出版 広告・宣伝 J コミュニケーション 言語生活(その他) 名刺,印鑑,など限定的。(他に収まりにくい)「雑」のようなもの。 コミュニケーション(その他) ユーモア,うそ,デマ,など限定的。(他に収まりにくい)「雑」 のようなもの。 非言語行動 生活時間調査 言語遊戯 言語芸術 表示・標識 ことばづかい あいさつ 敬語 呼称 男ことば・女ことば 話す・聞く 書く・読む 読書 電話 郵便 図書館 言語障害 識字 異文化コミュニケーション K 情報化社会 情報化社会 電子機器の利用やその影響など。タイプライターなども含みます。 L 言語・日本語一般 日本語 外国語 アイヌ語 翻訳 言語の比較 異なる言語間での,ある言語事象について比較対照しているもの(学術的なものに限定しません)。 M 言語問題・政策 ことばの問題 海外の言語問題を含む。問題が特定できれば(送り仮名など)その検索キーだけを付けて,「ことばの問題」は付けていません。 言語政策 国語審議会の答申など,及びそれらに対する意見も含みます。 教育政策 N 国語教育 国語教育 海外・帰国子女教育 幼児教育 O 日本語教育 日本語教育 P 外国語習得 外国語習得 Q 辞典・資料・学界動向 辞典 学界動向 国立国語研究所 言語資料 木簡・古文書の発見など R 海外言語事情 海外言語事情 諸外国における,日本語・日本語教育などに関するもの,及び,諸外国における,日本語以外の言語(事情)に関するもの。 - [キー2]
- 記事で扱っている話題や内容を端的に表すことばを,記事中から抜き出すなどして,入力しています。
情報が付いている記事と付いていない記事があります。
表記など
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